フルマウスリハビリテーションの治療期間
2024年05月30日
お口の中の状態を大きく変えることをフルマウスリハビリテーションと呼びます。

銀歯が多く入っているお口の中や歯周病や虫歯でお口全体がボロボロの状態に対し、最終ゴールから逆算し治療計画を練り、治療を遂行していきます。
いきなり、セラミックを入れて、はい、お終いとはいきません。お口の中は何十年もかけてボロボロになりますので、それが数回、ましてや数回で終わることは決してありません。すぐに終わらせてくれる歯科医院で、すぐにセラミックを入れたとしても、割れたり、外れたり、抜けたり、最悪、どこで噛んでよいかわからなくなったりと碌な事にはなりません。
今後、生涯、歯に困らない様にするためには、虫歯や根の治療、歯周病治療を終え、仮歯にて噛み合わせの安定を待ち、最後に被せ物を入れるとなると終わるのに1〜2年程度はかかります。(治療終了まではかかりますが、見た目や食事の改善に関しては早い段階で解決をします。)
矯正が入れば+2年はかかります。
親知らずを除外すると大人の歯は基本的に28本歯があります。歯科において一人の患者さんを相手にするというのは、医科で言えば28人を同時に相手にしているのと同じです。28人に気を配りながら治療を計画するというのは、プランを作るだけでもそれ相応の時間がかかります。常にそのような全体で物事を考える思考で仕事をしている必要があります。
お口全体の状態を改善したい、噛めない、歯医者にずっと通っているが終わりが見えないなどのお悩みがございましたら、ご相談ください。
菊川駅前歯科 Kobayashi dental office
東京都墨田区菊川2-6-14 1F