根管治療後の骨の再生
2022年05月24日

神経が感染し根の尖端の骨を溶かしています。この歯の中の感染物質を除去し、尖端の骨の再生を促す治療を感染根管治療と言います。この病気の厄介なところは、歯周病と同様に痛みが出る場合もありますし、痛みがない場合もあります。
しかし、痛みなどの症状がないからといって、この感染を放置しておくと、隣の歯まで波及し隣り合う歯の神経を感染させてしまったり、骨が溶けきり歯が抜けてしまったりであったりと、大変な状況に陥ってしまいます。

精密根管治療にて細菌を除去し、根の薬を入れた直後はまだ完全な骨の再生は起こりません。

6ヶ月〜1年ほどかけて骨の再生が起こります。適切な時間を確保し、顕微鏡やラバーダムをちゃんと使用した、精密根管治療により根の中の細菌感染がなくなれば後は体が勝手に治してくれます。あとは、被せ物をきちんと入れる事と、セルフケアの徹底にて長期の保存を目標とします。
リスク 極端に硬いものを噛むと取れたり、かける可能性があります。
ラバーダム、顕微鏡等を使用し適正な時間を確保された治療は自由診療となります。
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