オーラルリハビリテーション
咬合(噛み合わせ)治療とは上下の歯の関係と顎の動きをどれだけ理解し治療が出来るかです。


時にはマウスピースを使用し、噛み合わせについての診断を行います。

また、ワックスアップを行い、歯をどう噛ませるか検討し、口の中で再現します。模型上でのシュミレーションだけでも2、3時間以上、実際の全体の噛み合わせ調整となると、1回あたり1時間〜2時間は平気でかかります。それを安定が見られるまで数回行います。

そのためには歯が一本もなく、固定源のない歯茎にぷかぷか浮いているだけの総義歯を成立させることが出来るレベルの噛み合せの理解と技術が最低限必須となります。
また、歯の痛みなどの症状が咬合由来なのか、他に原因があるのかを判断治療する必要があります。そのためには、顕微鏡を使い、根の治療や虫歯治療、歯周病治療を確実に行う必要があります。
初期治療により、セルフケアが確立されていない歯周病治療や、ラバーダムが使われてない根管処置や接着操作など行なっていれば、その症状が咬合由来なのか、処置上の問題なのか、など永遠に鑑別がつきません。
そのため、当院では顕微鏡を使った1歯レベルの精密治療から、生涯に渡る口腔の健康のために歯と顎のリハビリテーションまでを考えて、ご提案を行います。
28本の歯と、顎関節、筋肉は絶妙なバランスで成り立っており、崩れたバランスを現実的な範囲で回復するには術者側も患者側も理解と根気が入ります。崩れた何百、何千の積み木を一から積み直す作業と同じです。そのために、精密検査を行い、治療においても、お互いじっくり向き合う必要があります。
この様な考えから、1日に数人の方だけを拝見する自由診療のスタイルにて診療を行い、補綴歯科学会と顕微鏡歯科学会の両方の認定医資格を保有しています。
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電話でのご予約は 03-6659-2934
菊川駅前歯科 Kobayashi dental office
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