精密印象・総義歯の型取り

その方の専用のトレーを製作してきます。

そのトレーをそのまま使うのではなく、筋圧形成という工程を取ります。筋肉と顎の形を記録していきます。コンパウンドを巻きながら少しずつ形にしていきます。

その後、シリコン印象材にて型を取ります。

次に、下の顎の型取りです。

トレーの形を削り調整を行います。

上と同様、筋圧形成を行います。

シリコンにて型取りを行い、上下の型取りは終了です。


その後、フェイスボウトランスファーとバイトトレーにて簡易的な噛み合わせをとり、次回、噛み合わせを取る装置を製作していきます。
ここまで、要する時間は約2時間です。保険の入れ歯ですとピンクの材料で取れば上下で10分もかかりません。型取りの時点で大きな違いがあります。