顕微鏡歯科治療について

顕微鏡を使用した治療を受けられる事を希望される患者さんは、多くいらっしゃいます。顕微鏡を使用することで、歯の細部まで見ながら治療ができるため、治療の精度が上がり、歯の延命につながるからです。
そのため、宣伝広告のために、ホームページにマイクロスコープを持ってますよとアピールするクリニックは増えてきました。
しかし、顕微鏡があるからといって絶対使ってもらえるとは限らないのが現実です。
顕微鏡をちゃんと使用しているかどうかは、結局のところ時間です。顕微鏡を使用するとこれまで見えていなかったものが見えてきますので、確認事項や手技が格段に増えます。まして、30分以下のアポイントタイムでは顕微鏡をカメラ代わりにつかったり、一瞬覗くことは出来ても、顕微鏡を使用した治療は不可能に近いです。
また、日常的に使い慣れていないと、機動性がないであったり、注意しないと死角が多く存在する、立体視がしにくなどの器械の欠点があるため、たまに使うレベルであれば、ルーペや裸眼より治療のクォリテーが下がります。
もうひとつ、見分け方としては顕微鏡での治療動画を公開しているかどうかかと思います。顕微鏡には録画装置が付いており、術中に自分が見ている視野と同じ視野を録画することができます。ちゃんと使っている先生は患者さんの説明用や学会発表用等に治療の記録をとっています。
歯は加齢と共に失う組織ではありません。適切な治療と予防管理を継続すれば生涯、歯を失うことはありません。義歯やブリッジ、インプラントの材料や技術がどんなに発達しようとも、まだまだ天然歯に勝るものはありません。
最適な予防処置、歯の延命のために、ラバーダム、顕微鏡等を使用し適正な時間を確保された治療、口腔の機能回復、審美性の改善を行う治療は自由診療となります。
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菊川駅前歯科 Kobayashi dental office
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