ジルコニアの優位性
ジルコニアという材料はクラウン形成において、歯を削る量を少なくする事ができる、歯肉の接する面に対し他のセラミック材料と比べて親和性が高い、ブリッジとして使用できるという良い点と
材質は良くも悪くも硬いため、噛み合わせへの注意深い配慮…
スポーツ用マウスピースにおいても咬合を重視します。
スポーツ用マウスピースにおいてもフェイスボウトランスファーと中心位採得を行い、半調節性咬合器に装着し製作を行います。
上顎だけの型取りで製作されたマウスピースは歯の保護は可能になりますが、噛み合わせを最大限に活かしたマウスピースには…
仮歯の重要性
インプラントやクラウン、ブリッジにおいて仮歯という状態は非常に大切な治療工程の一つです。患者さんにとってはセラミックが入るまでの繋ぎの歯という認識になってしまいますが、仮歯には歯に適切な荷重をかけ、根の状態やインプラントの状態、歯…
精密根管治療によって骨の再生が起こります。
感染根管治療は患者さんにとってイメージの付き辛い治療法かと思います。
一般的には神経を取りますよなどと説明を受けると思います。
その説明では不十分で、歯の中のばい菌感染を取り除き、骨の再生を成功させ歯の長期保存を行う方…
オーバーレイ修復
歯の修復を考える上で歯の付け根のエナメル質を削るか削らないかは非常に大きな要因となります。虫歯の進行度合いにもよりますが、歯根側はなるべくエナメル質を残した状態にするのが理想的です。上の写真の歯の削り方は最近ではオーバーレイと呼ば…
下顎総義歯の吸着
https://youtu.be/Q-Fh48u6824
下顎の骨が大きく吸収しており、いわゆる土手が無い状態でした。そうなると入れ歯の吸い付き(吸着)の問題を解決しなければなりません。
吸着がないと食事中大きく物…
顎関節症への初期対応
顎関節症の急性症状の原因には主に2通りあります。歯の並びや上下の関係が悪い場合と生活習慣からくるものになります。もしくはその両者の複合です。
この鑑別診断のための対応としてはソフトスプリントを使用します。少し厚めの柔らかいマ…
ダイレクトボンディングのボーダーライン
虫歯治療においてダイレクトボディングは大変長期予後が見込める治療方法になります。
しかし、きちんと基準を守らなければ、逆に歯の破壊に繋がります。基準というのは残っている健全な歯の量の見極めになります。
何がなんでも歯を…
ダイレクトボンディングによる虫歯治療
虫歯が深く、神経付近まで達していました。
幸い、神経の露出はなかったため、ダイレクトボンディングにて修復を行いました。完全な神経の露出がなくともラバーダム防湿や顕微鏡による適切な虫歯除去、適切な接着操作が行われていな…